ゴールドドル(XAUUSD)の12/7(月)~12/11(金)の復習と12/14(月)~12/18(金)の値動きの見通しをまとめました。
市場が考えていた以上に新型コロナワクチンの接種が始まってゴールドの需要が後退、米ドルが大きく買われる展開となりました。
ただ週足ベースでは1814.40~1863.60間の狭い範囲での値動きに終始したので、今後の材料次第では単純にリスクオン、とはいかないかも知れませんね。
2020/12/4(月)~12/11(金)のゴールドドルはどう動いた?
値 | 11/30週 | 12/7週 |
始値 | 1786.20 | 1837.92 |
高値 | 1848.19 | 1875.25 |
安値 | 1764.25 | 1822.03 |
終値 | 1838.57 | 1839.72 |
ボラティリティ | 8394 | 5322 |
前週11/30のゴールド買いの流れを引き継いで、12/7週も1863.60付近のレジスタンスラインに抑え込まれるまではしっかり上値を切り上げた。
新型コロナワクチンの接種が始まるなどコロナワクチンの早期普及への見通しを背景にリスクオンとなり、12/9(水)にはゴールドの需要が大きく後退して米ドル買いが先行。
1814.40付近手前のサポートラインが下値を支えたが、終値1839.72と週を通じて狭い範囲での値動きで週を終えた。
2020/12/14(月)~12/18(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
12/14(月) | 19:00 ユーロ圏鉱工業生産指数 |
12/15(火) | ☪満月 09:30 豪中銀理事会議事録 18:30 英雇用統計 22:30 米NY連銀製造業景気指数 23:15 米鉱工業生産・設備稼働率 |
12/16(水) | 【休場】南アフリカ 18:30 英消費者物価指数 18:30 英生産者物価指数 22:30 米小売売上高 24:30 米EIA週間石油在庫統計 28:00 米FOMC政策金利発表 28:30 米FRB議長記者会見 |
12/17(木) | 17:30 スイス政策金利発表 19:00 ユーロ圏消費者物価指数確報 21:00 英政策金利発表 21:00 英金融政策委員会(MPC)議事録 22:30 米フィラデルフィア連銀景況指数 22:30 米住宅着工・許可件数 |
12/18(金) | xx:xx 日銀政策金利発表 |
12/19(土) | |
12/20(日) |
2020/12/14(月)~12/18(金)のゴールドドルの見通しは?
- 12/16(水)のFOMCの発表内容に注目したい
- 新型コロナワクチンの開発・接種の動向に注目したい
- 新型コロナウィルス感染再拡大によるロックダウンの情報を注視したい
- 米・英・EU諸国の追加の経済対策実施の見通しに注目したい
- 上値の目安は1863.60付近のレジスタンスラインまでとなりそう
- 下値の目安は1814.40付近のサポートラインまでとなりそう