【復習】2019年2月のドル円チャート

おさらいと見通し
おさらいと見通し

おさらいのしつこさに呆れている読者さん「ドル円チャートの復習や予習を毎週毎週繰り返しやっててよくあきないね~。そんなにチャート見てて楽しいの?もっと手っ取り早く簡単に稼げるすごい手法がいっぱいあるのにチャートばっかり見て無駄なんじゃない?過去の値動きがそんなに大事なの?それよりもやっぱり今動いてる値動きの方が大事なんじゃない?」

…そうですね、繰り返し繰り返しチャートを確認することで、今までは見えていなかった値動きのパターンや値動きの条件が見えてくることがあります

また、大きな時間の流れを再確認する意味でも、常に基本に立ち返って客観的に値動きの向きを確認する機会を設けていますので、よろしければお付き合いくださいませ。

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2019年1月第3週~2月第5週までの値動き

2019年2月全体(1/28~3/1)の値動き

【2019年1月第3週~2月第5週 ドル円チャート(H4)】

2019年2月各週のボラティリティは次の通りです。

  • 第1週(1/28~2/1)…124.6pips
  • 第2週(2/4~2/8)…73.0pips
  • 第3週(2/11~2/15)…140.9pips
  • 第4週(2/18~2/22)…51.2pips(最小)
  • 第5週(2/25~3/1)…172.2pips(最大)
  • 5週平均(1/28~3/1)…112.4pips(平均)

90pipsを下回る週と100pipsを超える週が交互に規則正しく続きました。

レンジ→上向き→レンジ→上向きと2週間おきではあるものの順調に上向き、やや低調に見えながらも底堅く上を目指す値動きとなりました。

1月安値を更新せずに1月高値をしっかり更新して、2月終値も1月高値を更新して終えました。

2月全体を通しては、2019年の年始から続く上向き傾向をしっかり受け継ぐ値動きとなりました。

2019年2月第1週(1/28~2/1)

【2019年2月第1週 ドル円チャート(H1)】

(米)雇用統計の週です。

1/30(水)ニューヨーク時間の下落を受けて1/31(木)に前週安値を更新しましたが、(米)雇用統計を好感して反転上昇、前週高値安値県内に戻して終えました。

  • 月足:横ばい
  • 週足:横ばい
  • 東京時間:横ばい

2019年2月第2週(2/4~2/8)

【2019年2月第2週 ドル円チャート(H1)】

前週の(米)雇用統計を好感した上向きの流れを引き継いでスタートしましたが、すぐに勢いがなくなりました。

週を通じて低調な値動きで、トレードしにくい週でした。

  • 月足:横ばい
  • 週足:横ばい
  • 東京時間:横ばい

2019年2月第3週(2/11~2/15)

【2019年2月第3週 ドル円チャート(H1)】

前週に蓄積したエネルギーに背中を押されたのか、前週の流れから一転、値動きが上向いた週でした。

上のチャートでは隠れてしまっていますが、2/14(木)の東京時間内に111.129と111円台突破を試みましたが失敗に終わっています。

バレンタインデーは強い上昇傾向フラグが立つのか?時間があれば過去のチャートを調べてみます(笑)

  • 月足:上向き
  • 週足:上向き
  • 東京時間:上向き

2019年2月第4週(2/18~2/22)

【2019年2月第4週 ドル円チャート(H1)】

前週の勢いむなしく前週の高値安値を更新することなく終えて、低調な値動きに終始した週となりました。

前週2/14(木)に挑戦した111.000付近のレジスタンスラインの圧力に意気消沈したのか、どの曜日のボラティリティも40pipsを下回る低調振りでした。

  • 月足:上向き
  • 週足:横ばい
  • 東京時間:横ばい

2019年2月第5週(2/25~3/1)

【2019年2月第5週 ドル円チャート(H1)】

3月の(米)雇用統計は3/8(金)となるため、珍しく第5週がありました。

筆者のトレード・ルールでは(米)雇用統計の週を第1週としているため、実際の暦とずれることがあります。

前週のレンジ相場でしっかりエネルギーを溜め込んで挑んだこの週、2/14(木)に失敗した111円に向かって早速2/25(月)に2回目の111円台に挑戦しましたがまたしても失敗

2/27(水)に強固な110.500付近のサポートラインに支えられた後、ニューヨーク時間に3回目の挑戦しますがあっさり跳ね返されます

2/28(木)に(米)指標を好感した値動きで一気に111円台を突破、翌日3/1(金)にはこれまで強固な圧力をかけていた111.200付近のレジスタンスラインを今度は踏み台に利用してさらに続伸しました。

結果、111.600付近のサポートラインまでステップアップして2月を終えました。

前週の高値を更新、さらに終値も前週高値以上となり、上向き傾向を維持したまま3月に入りました。

  • 月足:上向き
  • 週足:上向き
  • 東京時間:横ばい

2019年3月のドル円は?

【2019年3月第1週 ドル円チャート(H1)】

2019年はじめから続く上向き傾向を3月も継続できるか?

2019年に入ってから順調に上向き傾向を維持してきましたが、3月もこの値動きを維持できるかに注目しています。

この記事を書いている3/7(木)22:30頃では、明日3/8(金)の(米)雇用統計に向けた毎月恒例の様子見の値動きになっています。

前週3/1(金)から作用している111.600-650付近の底堅いサポートラインに支えられていますが、111.950-112.000付近のレジスタンスラインの圧力に逆らえないため、かなり狭い値動きに終始しています。

3/8(金)は(米)雇用統計の結果を受けて112.000の抵抗を突き抜けて112.200-300付近までしっかり乗せてくるか、あるいは111.600を下抜けて111.300もしくは111.200付近あたりでサポートされるのかに注目しています。

米・加は3/10(日)にサマータイムに移行します

各FX会社から配信されていると思いますが、3/10(日)から米・加はサマータイムになります。

3/10(日)以降は1時間進みますので、各指標発表の時間などにご注意ください。

なおサマータイムは11/2(土)までで、11/3(日)以降は再び米・加は標準時間に戻ります。

  • 3/10(日)よりサマータイムになり1時間早くなります。
  • 3/11(月)の日本時間22:00が(米)8:00になります。
  • サマータイムは11/2(土)まで、11/3(日)から標準時間に戻ります。

それでは3月も読者の皆さんにとって、良いトレードができますよう願っています!