【復習】9/16週のゴールドドルのおさらいと9/23週の見通し

のりポン

「中国代表団の米農家視察中止」に「大統領選までに米注問題解決を急がない」発言など、米中貿易問題は一進一退の状態が続いています。

 

限定的なトレンドに盲目的について行かずに、注文・損切り・決済の各ポイントを決めて計画的にトレードしたいですね。

2019/9/16(月)～9/20(金)のゴールドドルチャートのおさらい

2019/9/16(月)～9/20(金)のゴールドドルはどう動いた？

前週9/9週の値動きを引き継いで、9/16週は開始早々から1500.00付近を中心に売り買いマチマチの展開となった。

9/18(水)のFOMCで利下げで一時下値を試す展開になったものの、9/20(金)の終盤になって「中国代表団、米モンタナ州の農家視察中止」や「米中貿易問題は来年の大統領選までに合意する必要はない」などのサプライズ発生。

これにより一気に1520.00付近の抵抗までゴールド買いが進み、1516.52で週を終えた。

中国代表団、米モンタナ州の農家視察中止　予定より帰国早める

中国の代表団が来週予定していた米モンタナ州の農家への視察を中止したと、同州の農業団体が２０日、ロイターに明らかにした。当初の予定よりも早く中国に帰国するためという。

jp.reuters.com

来週(9/23週)のゴールドドルの注目ポイントは？

米中貿易問題は「1歩進んで1歩下がる」展開に

米中貿易問題解決のきっかけが表れることに期待する向きがあるが、その先行きは一進一退を繰り返しており、その度に方向感のない値動きを繰り返している。

また対イランへの圧力強化の地政学的リスク化が顕著となれば、ゴールド買いが進む要因になりそう。

9/24(火)には9/18(水)から開催されている国連総会で首脳級の演説が始まるが、特にサプライズがなければ1500.00付近を中心とした値動きとなり、1520.00付近をうかがう展開となりそう。

一方、下値の目安は1484.50付近のサポートラインを下抜けするかに注目したい。

国連総会が開幕　気候変動やイランが焦点 - 日本経済新聞

【ニューヨーク=大島有美子】ニューヨークの国連本部で17日、第74期の国連総会が開幕した。世界193の加盟国・地域の代表がグテレス事務総長の重視する気候変動問題を協議し「持続可能な開発目標（SDGs）」の進捗を点検する。24日には首脳級の演説が始まり、核開発を加速させるイランのロウハニ大統領らが登壇する予定だ。開会にあ...

www.nikkei.com

まとめ：来週(9/23週)のゴールドドルの見通しは？

これまでの内容をまとめると、9/23週のゴールドドルの見通しは次の通り。

9/23週の指標スケジュール