【復習】11/4週のドルスイスフランのおさらいと11/11週の見通し

11/4週は129.1pipsの上昇、と前週10/28週に下げた分だけ戻してきましたね。

 

これで4週連続で0.98400～1.00000間の狭い値動きが続いていますが、週足を見るとまだ買い尽し・売り尽くしのサインは出ていません。

 

11/11週に米国・ユーロ圏の景気動向に関する大きなサプライズがなければ、この一進一退の攻防はしばらく続きそうです。

2019/11/4(月)～11/8(金)のドルスイスフランチャートのおさらい

2019/11/4(月)～11/8(金)のドルスイスフランはどう動いた？

11/4週は、前週10/28週に下落した119.2pipsをそのまま取り返す129.1pipsの上昇となった。

この0.98400～1.00000間の一進一退の値動きは、10/14週からすでに4週連続となっている。

0.98400付近の底堅さと1.00000付近の重さは、そのまま世界経済の景気判断のバロメーターを示していると言えるだろう。

来週(11/11週)のドルスイスフランの見通しは？

ユーロ圏の景気判断と米中通商協議の進展を見極める値動きに

10/14週から4週連続で一進一退の値動きとなっているが、週足を見ると売り買い尽くされていないことから11/11週もこの値動きは続きそう。

11/11週は米国・ユーロ圏双方の景気を占ういくつかの指標発表が予定されており、結果を見極める値動きとなりそう。

上値の目安は1.00550付近の抵抗までだが1.00000付近が非常に重たく、まずはここを突破できるか見定めたい。

下値の目安は0.98400付近のサポートラインだが、米中通商協議の進展について米中双方で意見が食い違う場面も見られる。

通商協議進展への不透明感が増すと、0.97160付近のサポートラインまで下押しする可能性も考慮したい。

まとめ：次週11/11週のドルスイスフランの見通しは？

これまでの内容をまとめると、1１/11週のドルスイスフランの見通しは次の通り。

11/11週の指標スケジュール