【復習】12/2週のゴールドドルのおさらいと12/9週の見通し

12/2週も1453.00～1486.80間のレンジ内での値動きに終始しましたね。

これで4週連続のレンジ相場で売り買い材料に乏しい状況が続いています。

でも12/9週は12/11(水)にFOMC、12/12(木)にECBと『政策金利ウィーク』で発表結果や要人発言に注目したいですね。

2019/12/2(月)～12/6(金)のゴールドドルチャートのおさらい

12/2週は前週11/25週のジリ安の流れからジリ高の値動きとなり、米雇用統計発表による目立った影響もなく週を終えた。

下値が1453.00付近のサポートラインに支えられ、上値が1486.80付近の抵抗に押えられる展開は前週11/25週と同じ。

この1453.00～1486.80間のレンジ内での値動きは、12/2週を含めて4週連続となっている。

線種	価格帯	説明
抵抗	1555.00	2019年8・9月の高値付近
抵抗	1538.00	2013年2～3月の支持線
抵抗	1520.00	2019年8月の抵抗線 2019年9月の支持線
抵抗	1500.00	2019年高値付近
抵抗	1486.80	2019年8～9月の支持線
支持	1453.00	2013年5月の高値に迫る
支持	1440.00	2013年8月末の抵抗線
支持	1428.00	2013年8月末の抵抗線
支持	1412.18	6/17週の抵抗線
支持	1394.05	6/17週の抵抗線
支持	1362.65	6/17週の支持線
支持	1355.30	2018年4月以来の高値付近
支持	1346.60	2月中頃の抵抗線
支持	1340.40	2月中頃の支持線
支持	1328.80	2月後半の抵抗線
支持	1321.80	1月末・3月末の抵抗線 2月末の支持線
支持	1316.00	2月前半の抵抗線
支持	1309.00	2月前半の支持線 3月・4月の抵抗線
支持	1301.00	5/13週に形成
支持	1294.50	4月前半の強い抵抗線
支持	1287.30	3月前半の強い抵抗線 3月後半の強い支持線 4月後半の抵抗線
支持	1278.00	1月後半の強い支持線 4/15週・4/22週の支持・抵抗線
支持	1271.30	4月後半～5月前半の支持線
支持	1266.30	4/15週・4/29週の強力な支持線ここを下抜けると下落局面に移行

ここ4週間ほどは、1453.00～1486.80間の狭い範囲での値動きに終始しているゴールドドル。

米国とユーロ圏の景気後退を見極めたいことから決定的な売り買いの材料に乏しい状況が続いているが、12/9週は12/11(水)にFOMC政策金利発表、12/12(木)にはECB政策金利発表が控えている。

米国とユーロ圏が示す政策金利とその思惑から、世界経済の減速を示唆する材料に注目したいところ。

1453.00付近のサポートラインに支えられながら、上値の目安は1486.80付近の抵抗まで、下値の目安は1453.00付近を下抜けて1428.00付近までとなりそう。

また米中通商協議の進展を好感できれば、1412.18付近までは下押しもありそう。

これまでの内容をまとめると、12/9週のゴールドドルの見通しは次の通り。

日付	スケジュール内容
12/9(月)
12/10(火)
12/11(水)	21:00　米MBA住宅ローン申請件数 22:30　米消費者物価指数 24:30　米EIA週間石油在庫統計 28:00　米FOMC政策金利発表 28:30　米FRB議長記者会見
12/12(木)	17:30　スイス政策金利発表 19:00　ユーロ圏鉱工業生産指数 21:45　ECB政策金利発表 22:30　ECB総裁会見 22:30　米新規失業保険申請件数 22:30　米生産者物価指数
12/13(金)	22:30　米小売売上高
12/14(土)
12/15(日)