11/18週はジリジリと値を下げた豪ドル円。
74.100付近の抵抗の重さは相当でがっちり上値を押え込まれましたね。一方で73.310手前付近のサポートラインの底堅さも確認しました。
来月12/3(火)に予定されている豪政策金利発表までは様子見の値動きとなりそうで、さらに売り買い圧力が増していきそうです。
2019/11/18(月)~11/22(金)の豪ドル円チャートのおさらい
値 | 11/11週 | 11/18週 |
始値 | 74.869 | 74.098 |
高値 | 74.960 | 74.320 |
安値 | 73.355 | 73.489 |
終値 | 74.200 | 73.714 |
ボラ | 160.5 | 82.5 |
方向 | 下方向 | 下方向 |
2019/11/18(月)~11/22(金)の豪ドル円チャートはどう動いた?
下落の勢いは思ったほどではなかったものの11/18週の初めからジリジリと値を下げ、73.500付近の弱いサポートラインに辛うじて支えられた。
74.100~74.500間の抵抗層はかなり固く、上値を強力に押さえつけた格好となった。
豪中銀の利下げ検討のニュースも豪ドル売りを後押しして、終値73.714で週を終えた。
次週(11/25週)の豪ドル円の注目ポイントは?
線種 | 価格帯 | 説明 |
抵抗 | 80.500 | 4/18(木)高値付近 |
抵抗 | 79.600 | 2019年レンジ上限 |
抵抗 | 77.800 | 2019年レンジ下限 |
抵抗 | 77.000 | 今年1月前半の 強力な支持線 |
抵抗 | 76.400 | 2016年6~9月の 強力な支持線 |
抵抗 | 76.000 | 5月末と7月の 抵抗線 |
抵抗 | 75.840 | 7月前半の抵抗線 7月後半の支持線 |
抵抗 | 75.600 | 6/24週後半の やや弱い抵抗線 |
抵抗 | 75.400 | 年始オーバーシュート 直後の支持線 ここを抜けると 新たな局面に移行 |
抵抗 | 75.250 | 6月初めと7月半ばの 支持線 |
抵抗 | 75.000 | 市場が死守する支持線 |
抵抗 | 74.500 | 2019年9月半ばの 抵抗線 |
抵抗 | 74.100 | 強力な支持線 |
支持 | 73.310 | 2019年9月後半の 抵抗線 |
支持 | 73.000 | 2016年6月後半の 強力な支持線 |
支持 | 72.650 | 2019年8月の抵抗線 2019年9月後半の 支持線 |
支持 | 72.260 | 2009年7月前半の 支持線 |
支持 | 71.800 | 2019年8月前半の 支持線 |
支持 | 71.200 | 2009年7月前半の 支持線 |
支持 | 70.500 | 2008年11月の 抵抗線 |
支持 | 69.600 | 2009年3月の 抵抗線 |
高まる豪ドル売り圧力の行く先は?
11/18週は74.100付近の抵抗の重さから上値が押えられたが、同時に73.310手前付近のサポートラインの底堅さも確認した。
12/3(火)に予定されている豪政策金利発表まで様子を見る向きもあり、11/25週は11/18週同様ボラティリティが低い値動きが続きそう。
73.310~74.100間の狭い範囲での値動きとなりそうで、12/3(火)までさらに圧力を高めていきそう。
まとめ:次週(11/25週)の豪ドル円の見通しは?
これらの内容をまとめると、次週11/25週の豪ドル円の見通しは次の通り。
- 74.100付近の重い抵抗に上値を押えられそう
- 73.310付近の底堅いサポートラインに下値を支えられそう
- 12/3(火)の豪政策金利発表まで様子見の値動きとなりそう
- 73.310~74.100間の狭い範囲での値動きで売り買い圧力が高まりそう
- 米中通商協議に関連するサプライズに注意したい
11/25週の指標スケジュール
日付 | スケジュール内容 |
11/25(月) | |
11/26(火) | 22:30 米卸売在庫速報値 24:00 米新築住宅販売件数 |
11/27(水) | 21:00 米MBA住宅ローン申請数 22:30 米新規失業保険申請件数 22:30 米19年第3四半期GDP(改定) 22:30 米耐久財受注 24:00 米個人所得・支出 24:30 米EIA週間石油在庫統計 28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック) |
11/28(木) | 【休場】米 |
11/29(金) | 19:00 ユーロ圏消費者物価指数速報 19:00 ユーロ圏雇用統計 23:45 米シカゴ購買部協会景気指数 |
11/30(土) | |
12/1(日) |