豪ドル円(AUDJPY)の9/28(月)~10/2(金)の復習と10/5(月)~10/9(金)の値動きの見通しをまとめました。
9/28週は開始直後から株式・債券の堅調さが後押ししてリスクオン・ムードのもと、豪ドル買いが先行しましたね。
10/2(金)のトランプ米大統領の新型コロナウィルス感染のサプライズにはネガティブに反応しましたが、豪ドルの堅調さは維持しているようです。
注目は、10/6(火)の豪政策金利発表の内容に利下げ時期の後ろ倒しが示唆されるか?ですね。
2020/9/28(月)~10/2(金)の豪ドル円はどう動いた?
値 | 9/21週 | 9/28週 |
始値 | 76.153 | 74.142 |
高値 | 76.392 | 76.053 |
安値 | 73.973 | 74.113 |
終値 | 74.206 | 75.450 |
ボラティリティ | 241.9 | 194.0 |
前週9/21週の豪ドル売り円買いの流れを支えた74.00付近のサポートラインを踏み台にして、9/28週は反発してスタート。
豪準備銀行の利下げ時期の市場予想を11月に後ろ倒ししたことでリスクオン・ムードとなり、豪ドル買いを支えた。
しかし他の主要通貨と同様にトランプ米大統領の新型コロナウィルス感染の一報で10/2(金)の東京市場終了直前から75.000付近に支えられるまで豪ドル売り円買いの展開となり、前週下落分を取り戻すことなく終値75.450で週を終えた。
2020/10/5(月)~10/9(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
10/5(月) | 【休場】中国 18:00 ユーロ圏小売売上高 23:00 米ISM非製造業景況指数 |
10/6(火) | 【休場】中国 12:30 豪政策金利発表 21:30 米貿易収支 |
10/7(水) | 【休場】中国 23:30 米EIA週間石油在庫統計 27:00 米FOMC議事録(9/15,16開催分) 28:00 米消費者信用残高 |
10/8(木) | 【休場】中国 |
10/9(金) |
2020/10/5(月)~10/9(金)の豪ドル円の見通しは?
11/3(火)の米大統領選を前に、トランプ米大統領の新型コロナウィルス感染が新たな売り買い材料となりそう。
次回の米大統領選挙の候補者選討論会は10/15(木)に予定されており、トランプ米大統領の容態に注目が集まることで豪ドルのボラティリティ低下となるか?に注目したい。
トランプ米大統領の新型コロナウィルス感染による豪ドル売りはあったものの、75.000付近のサポートラインに支えられた豪ドルの堅調さは維持している模様。
利下げ時期の言及があるか、10/6(火)の豪金融政策発表の内容に注目したい。
75.000付近を下抜ければ、次は74.000付近の強力なサポートラインが下値の目安になりそう。
一方、75.650付近のレジスタンスラインを上抜けできれば、次は77.630付近が上値の目標になりそう。
- トランプ米大統領の新型コロナウィルス感染が新たな売り買い材料となりそう
- トランプ米大統領の容態がボラティリティ低下を招くか?に注目したい
- 10/6(火)の豪金融政策発表の内容に利下げ時期が盛り込まれるか?に注目したい
- 75.000付近のサポートラインに支えられた豪ドルの堅調さは維持
- 下値は75.000付近を下抜けできれば、74.000付近が目安となりそう
- 上値は75.650付近を上抜けできれば、77.630付近が目安となりそう