豪ドル円(AUDJPY)の10/26(月)~10/30(金)の復習と11/2(月)~11/6(金)の値動きの見通しをまとめました。
10/28(水)の東京市場終了直後から豪ドル売り円買いが先行して、74.000付近のサポートラインをあっさり下抜けして、73.300付近のサポートラインが支えるまで一方的に下値を切り下げました。
11/2週は米大統領選挙に注目が集まりがちですが、各国中央銀行への金融緩和圧力が増す中で11/3(火)の豪政策金利発表で政策金利の利下げが発表されるか?に注目したいですね。
2020/10/26(月)~10/30(金)の豪ドル円はどう動いた?
値 | 10/19週 | 10/26週 |
始値 | 74.564 | 74.658 |
高値 | 74.949 | 74.943 |
安値 | 74.188 | 73.135 |
終値 | 74.733 | 73.558 |
ボラティリティ | 76.1 | 180.8 |
10/26週開始直後は75.000付近のレジスタンスラインに上値を抑え込まれていたが、10/28(水)の東京市場終了直後から豪ドル売り円買いが先行。
74.000付近のサポートラインをあっさり下抜けして、73.300付近のサポートラインが支えるまで一方的に下値を切り下げた。
週後半は利益確定の豪ドル買い円売りが入ってやや値を戻したものの、今年7月以来の73円台となる終値73.558で週を終えた。
2020/11/2(月)~11/6(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
11/2(月) | 24:00 米ISM製造業景況指数 24:00 米建設支出 |
11/3(火) | ㊗文化の日 💫米大統領選投票日 12:30 豪政策金利発表 24:00 米製造業指数 |
11/4(水) | 08:50 日銀議事要旨(9/16,17分) 19:00 ユーロ圏生産者物価指数 22:15 米ADP雇用統計 22:30 米貿易収支 24:00 米ISM非製造業景況指数 24:30 米EIA週間石油在庫統計 |
11/5(木) | 19:00 ユーロ圏小売売上高 21:00 英政策金利発表 21:00 英金融政策委員会(MPC)議事録 28:00 米FOMC政策金利発表 28:30 米FRB議長記者会見 |
11/6(金) | 22:30 米雇用統計 29:00 米消費者信用残高 |
11/7(土) | |
11/8(日) | ☪下弦 |
2020/11/2(月)~11/6(金)の豪ドル円の見通しは?
欧州各国で新型コロナウィルス感染再拡大に伴う都市再封鎖を受けてECBでは12月に追加対策を講じる可能性を示唆。
各国中銀への緩和圧力が増す中で豪準備銀行も豪ドル上昇を抑える必要性を認めているため、11/3(火)の豪政策金利発表で政策金利引き下げを行なう、とする向きもある。
また11/3(火)の米大統領選挙の結果や各国指標結果と相まって豪ドル円も大きく影響を受ける可能性があり、資金管理やポジション管理に留意したい。
73.300付近を中心とした値動きから、上値は75.000付近のレジスタンスラインが目安となりそう。
一方下値は72.700付近のサポートラインが目安となるが、豪ドル売り円買いが進めば72.000付近のサポートラインまで下値を切り下げそう。
- ECBが12月に追加対策実効の可能性を示唆するなど各国中銀への緩和圧力が増している
- 11/3(火)の豪政策金利発表で政策金利引き下げを行なう、とする向きもある
- 米大統領選挙や各国指標結果の影響で大きく影響を受ける可能性がある
- 上値は75.000付近のレジスタンスラインが目安
- 下値は72.700付近のサポートラインが目安
- 豪ドル売り円買いが進めば72.000付近まで下値を切り下げそう
- 11/2週は資金管理やポジション管理に留意したい