【復習】2019/5/13(月)~5/17(金)豪ドル円チャートのおさらい

おさらいと見通し
おさらいと見通し
のりポン
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5/13週の豪ドル円のおさらいと、5/20週の値動きの注目ポイントをまとめました。

ついに今年始値の75.400に戻ってきましたね。5/20週も売り圧力が継続するのか?注目です。

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2019/5/13(月)~5/17(金)の豪ドル円チャートのおさらい

先々週(4/29週)と先週(5/6週)の豪ドル円チャートのおさらい

2019/4/30(火)~5/10(金) 豪ドル円チャート(H1)
【2019/4/30(火)~5/10(金) 豪ドル円チャート(H1)】
先々週(4/29~5/3)先週(5/6~5/10)
始値78.46877.070
高値78.94478.047
安値77.82876.342
終値78.03576.956
ボラ111.6pips170.5pips
方向下向き下向き

2週連続の下落となった。

先々週(4/29週)は前週(4/22週)の下落傾向を継続する形で、局所的な反発上昇はあったもののジリジリと値を下げた

先週(5/6週)は週初めに上に開いた窓を5/7(火)に閉じる形で限定的な値上がりがあったが、78円付近のレジスタンスラインが反応してその後週末まで続落となった。

4/17(水)の80.720付近を今年の最高値としてマーク後は、20日かけて約5円も値下がり傾向が続いている状態だ。

2019/5/13(月)~5/17(金)の豪ドル円チャートのおさらい

2019/5/13(月)~5/17(金) 豪ドル円チャート(H1)
【2019/5/13(月)~5/17(金) 豪ドル円チャート(H1)】
先週(5/6週)今週(5/13週)説明
始値77.07076.739窓を開けてスタート
閉じなかった
高値78.04776.8855/13(月)にマーク
以降続落
安値76.34275.330今年の値動きリセット
終値76.95675.580前週(5/6週)を更新
ボラ170.5pips155.5pips前週(5/6週)より
緩やかな下落
方向下向き下向き75.400付近に接触
注目局面に入る
月日ボラ説明
5/13(月)115.1pipsスタートから下落
5/14(火)57.1pipsやや戻す
5/15(水)64.4pipsレンジ
5/16(木)60.6pips75.400付近に
接触後反発
5/17(金)51.0pipsジリジリ下げて
75.400付近でサポート
平均69.6pips先週(5/6週)より
下落の勢い鈍化

先週(5/6週)よりも勢いは鈍くなったものの売り圧力は健在で、5/14(火)~5/16(木)のジリ安の値動きは高まる売り圧力に抵抗している様子がうかがえる。

しかし、5/16(木)と5/17(金)に75.400付近まで下落したこと、特に5/17(金)に75.400付近に接触後の反発上昇も限定的で終値も75.580と75.400付近に近かったことから、76円より上には厚い抵抗層を形成している雰囲気。

一方で、75.400付近のサポートラインが強力に作用していることも明らかになった。

来週(5/20週)の豪ドル円の注目ポイントは?

2018/12/24(木)~2019/5/17(金) 豪ドル円チャート(D1)
【2018/12/24(木)~2019/5/17(金) 豪ドル円チャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗80.5004/18(木)高値付近
抵抗79.6002019年レンジ上限
抵抗77.8002019年レンジ下限
抵抗77.000今年1月前半の
強力な支持線
抵抗76.3002016年6~9月の
強力な支持線。
支持75.400年始オーバーシュート直後の支持線
ここを抜けると新たな局面に移行
支持74.5002016年6月後半の
強力なサポートライン

豪ドル円は今年前半の重要局面に入った?

5/13週後半に75.400付近に到達したことで、次週5/20週は豪ドル円の今年前半の重要局面に入った。

今年年始の取引量が極端に少ない際のオーバーシュートの売りとその反発上昇を除いて、75.400付近から4ヶ月半をかけて今年最高値の80円まで上昇してきたが、わずか20日足らずで元の75.400付近に戻ってきた。

5/13週の値動きから推察して75.400付近のサポートランは非常に強力に機能しているが、売り圧力層が徐々に切り下げてきていることから、75.400~77.000でレンジを形成する可能性も考えられる。

豪ドル円2016年6月後半の状況と酷似

2014年12月~2019年5月 豪ドル円チャート(W1)
【2014年12月~2019年5月 豪ドル円チャート(W1)】

前回の『【復習】2019/5/6(月)~5/10(金)豪ドル円チャートおさらい』記事の注目ポイントでも解説したが、5/13週までの値動きが2016年6月後半の状況と酷似している。

2008年9月のリーマンショックによる下落とその反発上昇を除いて、2009年10月から今までの豪ドル円の最安値は72円付近となっている。

中期的な見通しとして、72円付近までの下落は考えにくいものの、75.400付近を下抜けば74.500付近でサポートされつつ2~3ヶ月は75.400~80.500間のレンジを形成する可能性も考えられる。

まとめ:来週(5/20週)の豪ドル円の注目ポイントは?

これまでの豪ドル円の注目ポイントをまとめると次の通り。

  • 75.400付近に到達して豪ドル円は今年前半の重要局面に入った
  • 74.500付近を下抜けると74.500付近でサポートラインが待っている
  • 2008年9月のリーマンショック以降の最安値は72.000付近
  • 短期目線では75.400~77.000間でレンジを形成する可能性が考えられる
  • 中期目線では2016年6月後半を踏襲して75.400~80.500間のレンジを形成する可能性が考えられる
  • 5/20週以降も売り圧力が続くか?に注視したい

5/20週からいよいよ豪ドル円の今年前半のターニングポイント期間に突入するので、引き続き豪ドル円の値動きに注目していきたい。