【復習】2019/5/13(月)~5/17(金)のユーロドルのおさらい

おさらいと見通し
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先週からおさらいを始めたユーロドル、今週も続けておさらいしていきます。

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先々週(4/29週)と先週(5/6週)のユーロドルのおさらい

【2019/4/16(火)~5/10(金) ユーロドルチャート(H1)】
先々週(4/29~5/3)先週(5/6~5/10)
始値1.114461.11684
高値1.126471.12535
安値1.113501.11658
終値1.120151.12342
ボラ129.7pips87.7pips
方向横ばい横ばい

先々週(4/29週)前半は、その前週(4/22週)に1.11100付近で底を打った反動に続いて上昇傾向を維持したがGWど真ん中の5/1(水)のNY時間に失速。

終わってみれば前週(4/22週)の高値安値内で終わり、方向感に乏しい横ばいの値動きとなった。

GWが明けた先週(5/6週)は前半は横ばいに推移、その後5/9(木)に米中貿易摩擦問題が材料となり米ドル売りが先行したが、終わってみれば先々週(4/29週)と同様に前週の高値安値内で終了、2週続けて横ばいの値動きに終始した。

2019/5/13(月)~5/10(金)のユーロドルのおさらい

【2019/5/13(月)~5/17(金) ユーロドルチャート(H1)】
先週(5/6~5/10)今週(5/13~5/17)説明
始値1.116841.12298低調スタート
高値1.125351.126361.12620付近で
跳ね返される
安値1.116581.115521.11400付近の
サポートには未達
終値1.123421.11584終始低調
ボラ87.7pips108.4pips一方的な
値下げ展開
方向横ばい下落大きな足と一致
月日ボラ説明
5/13(月)42.2pips1.12620付近の抵抗に
跳ね返される
5/14(火)42.8pips一方的な値下げ
5/15(水)46.7pipsロンドン時間に
動機付くが横ばい
5/16(木)57.7pips一方的な値下げ
5/17(金)29.1pips終始低調
平均43.7pips抵抗するも大きな足に
引きずられた印象

前回の『【復習】2019/5/6(月)~5/10(金)のユーロドルのおさらい』記事でも指摘したが、大きな足の値動きと歩調を合わせるように今週(5/13週)も順調に米ドル高ユーロ安が進んだ。

特筆すべきはレジサポライン、特に1.12620付近のレジスタンスラインが強力に作用しており、今年1月から右肩下がりのキレイな値下がりチャートを形成している。

今週(5/13週)の安値は1.11552となっており、1.11400付近の手前で辛うじてサポートされた格好となった。

来週(5/20週)のユーロドルの注目ポイントは?

【2018/12/24(月)~2019/5/17(金) ユーロドルチャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗1.132404/22週高値付近
抵抗1.126204月前後半の
強力な抵抗線
抵抗
支持
1.121205/6週の抵抗線
5/13週以降は踏み台に?
支持1.114404月レンジの下限
支持1.11100下抜けると
今年の下落傾向再開

お手本みたいな下落傾向の値動き

斜めの緑線が示すように、大きな足である日足や1時間足など異なる時間で確認しても、まるでお手本みたいな下落傾向が形成されている。

ユーロ買いもしくは米ドル売りの強い材料がない限りは、1.12120付近の抵抗に跳ね返されて下落する値動きが自然。

1.11440付近のサポートは機能しているが、下落の勢いが増せば1.11440付近で反発後に1.11100付近まで再び下落となりそう。

下落に反発した上昇は抵抗線に押えられ限定的か?

反対に上昇傾向が発生して1.12620付近に近づくことができれば、1.12620付近に押さえ込まれてレンジ相場を形成する可能性もある。

5/20週の1週間で1.12620付近を終値で上抜けて1.13240付近まで到達することは、相当な材料がない限りはなかなか考えにくい。

米ドル以上にユーロが弱いので、米中貿易摩擦問題の影響も限定的と思われる。

まとめ:来週(5/20週)のユーロドルの注目ポイントは?

上記をまとめると、5/20週のユーロドルの値動きの注目ポイントは次の通り。

  • 今年1月からの下落傾向に変化なさそう
  • 1.12120付近もしくは1.12620付近で上抜けず跳ね返されそう
  • 1.11440付近を踏み抜けば1.11100付近でサポートされそう
  • 下落傾向が落ち着いても1.12120付近で押えられレンジを形成しそう
  • 下落転じて上昇しても5/20週だけで1.13240付近到達は難しそう

簡単にお伝えすると「反発上昇は限定的で下落傾向が続く」といったところ。

今週(5/13週)に引き続き、レジサポラインを意識した順張りトレードが良い結果となりそう。