【復習】9/23週のユーロドルのおさらいと9/30週の見通し

おさらいと見通し
おさらいと見通し

今年の最安値を更新したユーロドル。

 

ECBの景気刺激策もかえってユーロ圏の長期下落トレンドを助長している側面もあって、ユーロ買いの材料に乏しくドル売り材料に頼る状態が続いています。

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2019/9/23(月)~9/27(金)のユーロドルチャートのおさらい

【2019/9/23(月)~9/27(金) ユーロドルチャート(H1)】
9/16週9/23週月日ボラ
(pips)
始値1.107311.100419/23(月)59.2
高値1.108631.102549/24(火)40.3
安値1.099021.090469/25(水)85.5
終値1.101951.094109/26(木)58.8
ボラ96.1120.89/30(金)54.1
方向横ばい下方向

2019/9/23(月)~9/27(金)のユーロドルはどう動いた?

【2019/9/3(火)~9/27(金) ユーロドルチャート(H4)】

前週9/16週終了間近のタイミングで米中貿易問題などのドル売り材料があり、9/23週の前半はドル売りが若干進んだが1.10270付近の抵抗突破にいたらず失速。

前半の不十分なドル売りの反動から後半はドル買いが先行し、その結果今年の最安値1.09259を更新。

低調なユーロ圏成長見通しに圧迫されたことが重石となり、最安値1.09902終値1.09410で週を終えた。

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次週(9/30週)のユーロドルの見通しは?

【2019/7/12(金)~9/27(金) ユーロドルチャート(D1)】
線種価格帯説明
抵抗1.14370昨年11月・12月と
今年3月の抵抗線
抵抗1.14100今年2月末の抵抗線
抵抗1.139002月末~3月初の抵抗線
抵抗1.134302月中頃の抵抗線
抵抗1.132404/22週高値付近
抵抗1.127704月前後半の
強力な抵抗線
抵抗1.121205/6週の抵抗線
5/13週以降は踏み台に?
抵抗1.117305月の抵抗・支持線
6月も作用しそう
抵抗1.114404月レンジの下限
抵抗1.11100かなり強力な支持線
ここを下抜けると
2年間の値動きがリセット
抵抗1.107502019年7月末の
支持線
抵抗1.105602017年5月前半の抵抗線
抵抗
支持
1.102702019年8月の
支持線
支持1.099002017年
4月・5月の抵抗線
抵抗
支持
1.094002017年
4月・5月の抵抗線
支持1.087002017年4月・5月の
強力な支持線

ユーロ圏経済成長の悪化が継続する見通し

2008年7月以降、ユーロ圏は長い下落トレンドの真っ只中にある。

ECBが放つ利下げ発表などユーロ圏の経済刺激策が、このユーロ圏の下落トレンドを助長しているとする向きもある。

9/30週は米雇用統計週でボラティリティが低下するので、1.09400付近を中心に様子を見る値動きになりそう。

上値の目安は1.10270付近の抵抗までで、下値の目安は1.08700付近に次いで1.08250付近のサポートラインまでとなりそう。

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まとめ:次週9/30週のユーロドルの見通しは?

以上を踏まえて、次週9/30週のユーロドルの見通しは次の通り。

  • 2008年7月以降、ユーロ圏は長い下落トレンドの真っ只中
  • ECBの景気刺激策がかえって長期下落トレンドを助長する側面もある
  • 米雇用統計を睨んで1.09400付近を中心に様子を見る値動きになりそう
  • 値の目安は1.10270付近の抵抗まで
  • 下値の目安は1.08700付近に次いで1.08250付近のサポートラインまで

9/30週の指標スケジュール

日付スケジュール内容
9/30(月)08:50 日銀金融政策決定会合主な意見(9月18・19日分)
18:00 ユーロ圏雇用統計
22:45 米シカゴ購買部協会景気指数
10/1(火)13:30 豪政策金利発表
18:00 ユーロ圏消費者物価指数速報
23:00 米ISM製造業景況指数
23:00 米建設支出
【休場】中・香港
10/2(水)20:00 米MBA住宅ローン申請件数
21:15 米ADP雇用統計
23:30 米EIA週間石油在庫統計
【休場】中
10/3(木)18:00 ユーロ圏小売売上高
18:00 ユーロ圏生産者物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 米製造業受注
23:00 米ISM非製造業景況指数
【休場】独・中
10/4(金)21:30 米雇用統計
21:30 米貿易収支
【休場】中