前週8/19週の流れ受けて一時は104.650付近のサポートラインを下抜けたが、106.000付近まで値を戻すドル買いの展開となりジリ高で週を終えた。
その後9/1(日)に米中双方がお互いに対し関税を発動、9/2週は週明けから軟調な値動きが見込まれる。
この流れを受けて次週9/2週のドル円の見通しは…
- 米中関税合戦の影響で週明けは軟調になりそう
- 105.250付近で支えられれば106.170付近まで値を戻しそう
- 米雇用統計までは106.170~106.670間の狭い範囲の値動きに
- 米雇用統計結果を好感すれば上値目安は107.000付近の抵抗まで
- 嫌気すれば105.250付近まで値を下げる可能性がある
のりポン
米中貿易問題関連のサプライズによる瞬間的な値動きに惑わされずに、損切り値と利確値を明確にしてトレードしたいですね。
2019/8/26(月)~8/30(金)のドル円チャートのおさらい
値 | 8/19週 | 8/26週 | 月日 | ボラ (pips) |
始値 | 106.247 | 104.972 | 8/26(月) | 196.9 |
高値 | 106.735 | 106.681 | 8/27(火) | 56.2 |
安値 | 105.255 | 104.444 | 8/28(水) | 57.9 |
終値 | 105.442 | 106.254 | 8/29(木) | 85.3 |
ボラ (pips) | 148.0 | 223.7 | 8/30(金) | 44.0 |
方向 | 横ばい | 下方向 | – | – |
2019/8/26(月)~8/30(金)のドル円チャートはどう動いた?
前週8/19週の終わりに米中関税合戦再開で大きく値を下げて終えた流れを受けて、8/26週も週明けから大きく値を下げた。
一時は104.650付近のサポートラインを下抜けたが、106.000付近まで値を戻すドル買いの展開に。
その後は米中貿易問題や米国債金利に揺さぶられながらもジリジリと値を上げ、106.670付近に上値を押えられたものの終値106.254で週を終えた。
次週(8/26週)のドル円の見通しは?
線種 | 価格帯 | 説明 |
抵抗 | 112.150 | 昨年10~12月の強力な支持線 4月は強力な抵抗線になる |
抵抗 | 111.000 | 昨年5・6月は抵抗線 4月は支持線となる |
抵抗 | 110.000 | 1月は強力な抵抗線 3月後半は底堅い支持線となる |
抵抗 | 109.250 | 5月中旬・下旬の強い支持線 |
抵抗 | 108.800 | 上のオレンジ線 1月末の強力な支持線 下抜けると今年の上昇傾向は リセット |
抵抗 | 108.600 | 6・7月前半の やや強い抵抗線 |
抵抗 | 108.450 | 1月初のやや弱い抵抗線 |
抵抗 | 108.150 | 下のオレンジ線 1月前半の強力な支持線 今年の値動きの出発点 下抜けるのは容易ではない |
抵抗 | 107.880 | 今年1月前半を支えた支持線 6/3週から108円死守の 限界下値で再登場 非常に強力 |
抵抗 | 107.600 | 年始オーバーシュート後の 戻り値を支えた強力な支持線 下抜けると2018年2~4月に戻る |
抵抗 | 107.210 | 6月半ばの抵抗線 |
抵抗 | 107.000 | 強力な支持線。 6/17週時点で2019年の奈落。 |
抵抗 | 106.670 | 2018年2・3・4月の 抵抗・支持線 |
抵抗 | 106.420 | 2018年2・3・4月の 抵抗・支持線 |
支持 | 106.170 | 2018年2・3・4月の 抵抗・支持線 |
支持 | 105.800 | 2018年2・3・4月の 抵抗・支持線 |
支持 | 105.250 | 2018年2月の 支持線 |
支持 | 104.650 | 2018年3月の 支持線 |
9/1(日)の米中関税発動の影響は?
9/1(日)に米中双方がお互いに対し関税を発動、9/2週は週明けから軟調な値動きが見込まれる。
前週8/26週ほどとはいわないものの、105.250付近のサポートに支えられるまでは値を下げそう。
米雇用統計の結果を受けた値動きは?
米中関税合戦の影響で週明けに値下がりした場合、その後に106.170付近まで値を戻すことができれば、米雇用統計までは106.170~106.670間の狭い範囲の値動きとなりそう。
米雇用統計の結果を好感できれば107.000付近までは上昇しそうだが、もし嫌気すれば105.250付近までは値を戻す可能性がある。
まとめ:次週(9/2週)のドル円の見通しは?
これまでの内容をまとめると、次週9/2週のドル円の見通しは次の通り。
- 米中関税合戦の影響で週明けは軟調になりそう
- 105.250付近で支えられれば106.170付近まで値を戻しそう
- 米雇用統計までは106.170~106.670間の狭い範囲の値動きに
- 米雇用統計結果を好感すれば上値目安は107.000付近の抵抗まで
- 嫌気すれば105.250付近まで値を下げる可能性がある
米中貿易問題関連のサプライズによる瞬間的な値動きに惑わされずに、損切り値と利確値を明確にしてトレードしたい週となりそうだ。