【復習】9/23週のゴールドドルのおさらいと9/30週の見通し

9/23週は、ゴールド買いよりもドル買いによく反応した1週間になりましたね。

1538.00付近の値動きの鈍さからゴールドドルの高値感が増してきて、世界経済の先行き不透明感を強く意識する材料がなければゴールド買いが進まない状況に見受けられます。

対中投資制限を目的とする米上場の中国株廃止検討や、米ウクライナ疑惑とキナ臭い材料が出てきてるので、米雇用統計と相まって値動きに注視したいですね。

2019/9/23(月)～9/27(金)のゴールドドルチャートのおさらい

前週9/16週の流れを引き継いで、ジリ高で始まった9/23週。

1538.00付近の抵抗手前までゴールド買いが進んだが、トランプ米大統領に対する弾劾機運の高まりからドルが売られた反動で9/25(水)のNY時間に買い戻しが入り、1500.00付近のサポートラインまで値を下げた。

前週9/16週よりも大きなボラティリティ4885となったが、終わってみれば方向感のない1週間だった。

線種	価格帯	説明(いずれも紫線)
抵抗	1538.00	2013年2～3月の支持線
抵抗	1520.00	2019年8月の抵抗線 2019年9月の支持線
抵抗支持	1500.00	2019年高値付近
支持	1486.80	2019年8～9月の支持線
支持	1453.00	2013年5月の高値に迫る
支持	1440.00	2013年8月末の抵抗線
支持	1428.00	2013年8月末の抵抗線
支持	1412.18	6/17週の抵抗線
支持	1394.05	6/17週の抵抗線
支持	1362.65	6/17週の支持線
支持	1355.30	2018年4月以来の高値付近
支持	1346.60	2月中頃の抵抗線
支持	1340.40	2月中頃の支持線
支持	1328.80	2月後半の抵抗線
支持	1321.80	1月末・3月末の抵抗線 2月末の支持線
支持	1316.00	2月前半の抵抗線
支持	1309.00	2月前半の支持線 3月・4月の抵抗線
支持	1301.00	5/13週に形成
支持	1294.50	4月前半の強い抵抗線
支持	1287.30	3月前半の強い抵抗線 3月後半の強い支持線 4月後半の抵抗線
支持	1278.00	1月後半の強い支持線 4/15週・4/22週の支持・抵抗線
支持	1271.30	4月後半～5月前半の支持線
支持	1266.30	4/15週・4/29週の強力な支持線ここを下抜けると下落局面に移行

9/30週は雇用統計週となり、ボラティリティが見込めない1週間となりそう。

今年8月第2週辺りから1500.00付近を踏み台にした値動きとなっており、頭打ち感も見える状況。

9/30週も様子見感が強まり、1500.00付近を中心とした値動きに終始しそう。

上値の目安は1538.00付近まで、下値の目安は1486.80付近のサポートラインまで。

これまでの内容をまとめると、9/30週のゴールドドルの見通しは次の通り。

日付	スケジュール内容
9/30(月)	08:50　日銀金融政策決定会合主な意見(9月18・19日分) 18:00　ユーロ圏雇用統計 22:45　米シカゴ購買部協会景気指数
10/1(火)	13:30　豪政策金利発表 18:00　ユーロ圏消費者物価指数速報 23:00　米ISM製造業景況指数 23:00　米建設支出【休場】中・香港
10/2(水)	20:00　米MBA住宅ローン申請件数 21:15　米ADP雇用統計 23:30　米EIA週間石油在庫統計【休場】中
10/3(木)	18:00　ユーロ圏小売売上高 18:00　ユーロ圏生産者物価指数 21:30　米新規失業保険申請件数 23:00　米製造業受注 23:00　米ISM非製造業景況指数【休場】独・中
10/4(金)	21:30　米雇用統計 21:30　米貿易収支【休場】中