ユーロドル(EURUSD)の12/7(月)~12/11(金)の復習と12/14(月)~12/18(金)の値動きの見通しをまとめました。
ECBの追加緩和策の内容が市場が期待したほどのバズーカにならなかったことから、ややユーロ買いが先行しましたね。
今後は英国とEUの通商交渉と離脱時の合意の有無が、売り買い材料として今まで以上に注目を集めそうです。
2020/12/7(月)~12/11(金)のユーロドルはどう動いた?
値 | 11/30週 | 12/7週 |
始値 | 1.19609 | 1.21298 |
高値 | 1.21773 | 1.21663 |
安値 | 1.19225 | 1.20588 |
終値 | 1.21202 | 1.21126 |
ボラティリティ | 254.8 | 107.5 |
前週11/30週の後半に1.21400付近のレジスタンスラインに上値を抑えられた流れを引き継いで、12/7週の開始直後からやや下値を切り下げる展開となった。
期待していたECBの追加緩和策が市場が期待していたバズーカとはならなかったことから、1.20700付近のサポートラインを踏み台にしてユーロ買いに流れに。
合意のないまま英国がEU離脱する可能性が高まったことから再び1.21400付近のレジスタンスラインでユーロが売られ、終値1.21126で週を終えた。
2020/12/14(月)~12/18(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
12/14(月) | 19:00 ユーロ圏鉱工業生産指数 |
12/15(火) | ☪満月 09:30 豪中銀理事会議事録 18:30 英雇用統計 22:30 米NY連銀製造業景気指数 23:15 米鉱工業生産・設備稼働率 |
12/16(水) | 【休場】南アフリカ 18:30 英消費者物価指数 18:30 英生産者物価指数 22:30 米小売売上高 24:30 米EIA週間石油在庫統計 28:00 米FOMC政策金利発表 28:30 米FRB議長記者会見 |
12/17(木) | 17:30 スイス政策金利発表 19:00 ユーロ圏消費者物価指数確報 21:00 英政策金利発表 21:00 英金融政策委員会(MPC)議事録 22:30 米フィラデルフィア連銀景況指数 22:30 米住宅着工・許可件数 |
12/18(金) | xx:xx 日銀政策金利発表 |
12/19(土) | |
12/20(日) |
2020/12/14(月)~12/18(金)のユーロドルの見通しは?
- 12/16(水)のFOMCの内容に注目したい
- 12/17(木)のスイスと英国の政策金利と追加景気対策に注目したい
- 米・EUの追加景気対策の行方に注目したい
- 新型コロナワクチン開発の進展を注視したい
- 1.20700~1.21400間を中心とした値動きとなりそう
- 上値の目安は1.21400付近、次に1.22000付近のレジスタンスラインまでとなりそう
- 下値の目安は1.20700付近、次に1.20100付近のサポートラインまでとなりそう