自分で作ったリピート系自動売買EA『slime-slayer』の月ごとの運用実績報告、2019年10月の利益合計は62,633円でした。
EA運用する通貨の選択とEAの初期設定を終えれば、後は放置プレイで月6万円は悪くないかな、と。
11月はポンドドルとユーロドルは下落、ドルカナダは上昇することを期待していますw
自作自動売買EA『slime-slayer』10月の利益合計は62,633円でした
自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』の運用状況
EA運用中の 通貨ペア | ポンドドル(GBPUSD) ドルカナダ(USDCAD) ユーロドル(EURUSD) |
運用EA | slime-slayer(HH)_ver0.03-7.ex4 |
運用証拠金 合計 | 374,227円 |
2019年10月の 利益額 | 62,633円 |
年率 | 111.0%(55日間) |
2019年10月のポンドドル(GBPUSD)はどう動いた?
ポンドドルは合意なき英EU離脱が大きく下がったことを好感してポンドが買われて、10月一ヶ月間でしっかり上昇しました。
ただ、英国議会がもめていてEU離脱への道のりは未だ不透明なことから、11月も単調に上がっていくとはいえない状況です。
さらに日足で見ると相場転換を示唆するダブルトップが形成されつつあるので、11月にポンド売り米ドル買いの流れになると、両建て価格帯に入るので大歓迎の値動きになれば、と期待しています。
設定は変えずに、11月もこのままEA運用を続けます。
2019年10月のドルカナダ(USDCAD)はどう動いた?
10月は今年2019年の安値1.30151を更新しそうな勢いで下落しましたが、カナダの指標結果を嫌気して11/1(金)に大きくカナダドルが売られて値を戻しました。
10月の値動きは常に買い注文のみの価格帯で我慢のEA運用が続いていましたが、月末にカナダドル売りが入って未決済注文が一気に決済できました。
11/4(月)現在はEA運用上の両建て価格帯に入って、売り買い両注文で効率よく利益を積み重ねています。
スワップがロングもショートもマイナスととても不利な条件なので、未決済注文が溜まると口座残高を徐々に削られるのはイヤなんですが、とりあえず11月も引き続きEA運用を続けます。
2019年10月のユーロドル(EURUSD)はどう動いた?
10月のユーロドルは今年2019年の安値1.08783を付けて始まり、しっかりとユーロが買われて上昇する一ヶ月でした。
ずっとユーロドルのEA運用を始めたかったんですが、9月は下落相場だったこと、10月は上昇に転じたことからEA運用のタイミングを見計らってました。
10月後半にしっかりと上昇してきたこと、日足で相場転換を示唆するダブルトップになりつつあることから10/25(金)から売り注文のみでEA運用をスタートしました。
タイミングよくXM口座の100%ボーナスも始まり、75,000円入金にボーナス58,446円をプラスして口座残高133,446円と自己資金のほぼ2倍でEA運用を始めることができました。
ユーロドルのスワップショートは3.9なので、売り注文一択で11月もEA運用を続けます。
自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』設定のコツ
2つの通貨ペアを選んだ理由は「緩やかでちょうど中間」なこと
リピート系自動売買EA『slime-slayer』を運用する通貨ペアの選択基準は、次の2つです。
- 近隣の国同士の通貨ペアであること
- 運用開始時の値動きが長期足の上限・下限の中間付近であること
まず「近隣の国同士の通貨ペア」を選ぶのは、緩やかな値動きに期待しています。
ユーロ(EUR)だとスイスフラン(CHF)やポンド(GBP)、豪ドル(AUD)ならニュージーランドドル(NZD)、米ドル(USD)ならカナダドル(CAD)といった具合です。
「長期足の上限・下限の中間付近」を選ぶのは、『slime-slayer』の設定で両建て価格帯を設定して少ない証拠金で効率よく利益を積み重ねたいから。
運用初期にコツコツ利益を積み重ねることができれば、リピート系トレード特有の含み損が増える場面でもある程度余裕を持って証拠金維持率を維持できるからです。
「少ない証拠金向けの低リスク運用」を目指したEAの運用設定
自分で作ったリピート系自動売買EA『slime-slayer』は、売り注文と買い注文それぞれの価格帯を個別に設定できる「ハーフ&ハーフ」機能を実装しています。
例えば実際に運用中のドルカナダのハーフ&ハーフ設定は、次の通りです。
設定項目 | 設定値 |
売り注文上限価格 | 1.36638 |
売り注文下限価格 | 1.31226 |
買い注文上限価格 | 1.33226 |
買い注文下限価格 | 1.27813 |
上記のハーフ&ハーフ設定では、1.31226~1.33226間は売り買い両注文となります。
自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』では、値動きが乱高下しても効率よく注文・決済できるよう、過去の値動きから売り買いが交錯しそうな価格帯を目安に両建て価格帯の設定が可能です。
リピート系自動売買EA『slime-slayer』では単利・複利設運用が可能!
さらに低リスク運用を実現するために、自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』では次のような「単利・複利運用」と「繰返し・順張り」機能を実装してます。
設定項目 | 設定値 |
単利・複利設定 | 複利運用 |
注文方法 | 順張り注文 |
- 単利運用 … 口座残高に関係なく設定したLotで注文する
- 複利運用 … 口座残高に連動してLotを自動的に増減して注文する
自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』では上記2つの運用方法を用意して、短期・長期いずれのリピート系トレードの実行が可能となっています。
リピート系自動売買EA『slime-slayer』では効率の良い順張り注文が可能!
多くのリピート系トレードでは、予め設定した値幅になると値動きの方向に関係なく注文します。
しかし自作のリピート系自動売買EA『slime-slayer』では独自のロジックにより、売り注文は下落時のみ、買い注文は上昇時のみ注文する順張り注文機能を実装しています。
- 繰返し注文 … 設定した値幅になったときに繰返し注文する
- 順張り注文 … 独自ロジックにより逆張りせず順張り時のみ注文する
「順張り注文」を設定すると「繰返し注文」よりも注文数は減りますが、ムダな注文による口座残高への負担を減らして利益確定しやすい状況でのみ注文することが可能になりました。
slime-slayer(HH)_ver0.03-7.ex4 に安全装置を実装・試験中
10/14週のポンドドルで、初期運用資金の23.3%にもなる32,346円の利益をたたき出してしまいました。
もちろん利益を伸ばすことができたことは嬉しいのですが、運用資金に対して注文枚数(ロット)が多すぎます。
そこで、証拠金維持率が一定の割合を下回ったときには注文数(ロット)を少なくする安全装置を実装しました。
まずはポンドドルとユーロドルで試験運用中ですが、運用結果から枚数(ロット)を落とした方がいいのか、想定値幅を自動的に広げる方がいいのか、その他の方法が必要かを見極めていきたいと思います。