今週7/22週は後半に値を下げたが、下落トレンドのブレイク後に続くレンジ内に納まった値動きで週を終えた。
次週7/29週は74円台が射程圏内に入ったが74.100付近には強いサポートラインがあり、大きく値を崩すことは今の時点で想定しにくい。
そんな7/22週のおさらいと次週7/29週の豪ドル円の見通しは…
- 売り買いの材料に乏しい状況は続きそう
- 75.000付近を中心とした値動きとなりそう
- 下値は74.100付近の強い支持線が下落を支えそう
- 上値はレンジ上限の76.000付近、上抜ければ76.400付近まで
売り買いの材料不足で方向感のない値動きですが、裏を返せば「安定した値動き」とも言えます。
トレンド相場だけでなく、レンジ相場のトレード手法があると効率よくエントリーできますね。
2019/7/22(月)~7/26(金)の豪ドル円チャートのおさらい
値 | 先週 (7/15週) | 今週 (7/22週) | 月日 | ボラ (pips) |
始値 | 76.063 | 76.063 | 7/22(月) | 33.8 |
高値 | 76.285 | 76.285 | 7/23(火) | 45.8 |
安値 | 75.132 | 75.024 | 7/24(水) | 47.8 |
終値 | 75.898 | 75.075 | 7/25(木) | 33.7 |
ボラ | 69.9pips | 113.7 | 7/26(金) | 56.2 |
方向 | – | – |
2019/7/22(月)~7/26(金)の豪ドル円チャートはどう動いた?
今週7/22週は先週7/15週の流れを受けてジリ高にスタートしたが、週半ばで失速。
75.400付近が下落の流れをサポートして一時下げ止まったが、下落の勢いが強く75.000手前付近のサポートラインまで一気に値を下げた。
下落トレンドをブレイクして4週間たったが、今週7/22週も75.000~76.100間に限った狭い範囲内の値動きで週を終えた。
次週(7/29週)の豪ドル円の注目ポイントは?
線種 | 価格帯 | 説明 |
抵抗 | 80.500 | 4/18(木)高値付近 |
抵抗 | 79.600 | 2019年レンジ上限 |
抵抗 | 77.800 | 2019年レンジ下限 |
抵抗 | 77.000 | 今年1月前半の 強力な支持線 |
抵抗 | 76.400 | 2016年6~9月の 強力な支持線。 |
抵抗 | 76.000 | 5月末と7月の 抵抗線 |
抵抗 | 75.840 | 7月前半の抵抗線 7月後半の支持線 |
抵抗 | 75.600 | 6/24週後半の やや弱い抵抗線 |
抵抗 支持 | 75.400 | 年始オーバーシュート直後の支持線 ここを抜けると新たな局面に移行 |
抵抗 支持 | 75.250 | 6月初めと7月半ばの支持線 |
支持 | 75.000 | 市場が死守する支持線 |
支持 | 74.100 | 強力な支持線 |
支持 | 73.000 | 2016年6月後半の 強力な支持線 |
豪ドル円の買い材料・売り材料
7/22週は後半にしっかり値を下げたが、明確な売り材料はなく75.000付近のサポートラインにしっかり支えられている。
一方、これぞ!という買い材料もなく反転上昇にやや精彩を欠く値動きを滲ませている。
売り買い合わせて考えると、下落トレンドのブレイク後に続いている精彩を欠く商いを次週7/29週も引き継ぎそうな雰囲気だ。
75.000付近のサポート次第で74円台再突入の準備を
75.000付近のサポートがいつどこまで作用するかによるが、すでに74円台は射程圏内に入っている。
ただ材料に乏しく一方的に売り買いが先行する地合とは言えず、まずは75.000付近を中心とした値動きとなりそう。
下がったとしても74.100付近に強力なサポートラインあり、ここを下抜けるのはなかななに容易ではなさそう。
一方上値は76.000付近のレンジ上限が目標となるが、上抜けると76.400付近の抵抗が待ち構えている。
まとめ:次週(7/29週)の豪ドル円の見通しは?
これまでの内容をまとめると、次週7/29週の豪ドル円の見通しは次の通り。
- 売り買いの材料に乏しい状況は続きそう
- 75.000付近を中心とした値動きとなりそう
- 下値は74.100付近の強い支持線が下落を支えそう
- 上値はレンジ上限の76.000付近、上抜ければ76.400付近まで
売り買いの材料がなくレンジ内の値動きになることは、裏を返せば「安定した値動き」と言える。
値動きの70%はレンジ相場、と言われている。
値動きの状態に合わせて最適なトレード手法を複数持っておくことは、ムリ・ムラ。ムダを省く一番の近道と言える。