豪ドル円(AUDJPY)の11/2(月)~11/6(金)の復習と11/9(月)~11/13(金)の値動きの見通しをまとめました。
米上下両院のねじれ状態継続により追加経済対策実施が遠退いたことから、米ドル売りが進んで豪ドル買いが入ったようです。
終値で75円台をキープして11/9週につなぎましたが、米株急伸で米ドル売りが進み豪ドルに買いが入りやすい状況が続くとする市場の見方もあり注目したいですね。
2020/11/2(月)~11/6(金)の豪ドル円はどう動いた?
値 | 10/26週 | 11/2週 |
始値 | 74.658 | 73.362 |
高値 | 74.943 | 75.478 |
安値 | 73.135 | 73.178 |
終値 | 73.558 | 75.038 |
ボラティリティ | 180.8 | 230.0 |
前週10/26週後半の下値を支えた73.300付近のサポートラインを踏み台にして、11/2週は大きく上値を伸ばした。
11/3(火)実施の米大統領選挙の開票結果から米国の追加経済対策実施が遠退いたことから、米ドルが売られた。
10/15(木)に下抜けた75円台を回復、75.650付近のレジスタンスラインに上値を阻まれたものの終値75.038と終値ベースで75円台を保持して週を終えた。
2020/11/9(月)~11/13(金)の指標発表スケジュール
日付 | スケジュール |
11/9(月) | 08:50 日銀金融政策決定会合主な意見(10/28,29分) |
11/10(火) | 18:30 英雇用統計 |
11/11(水) | 10:00 NZ政策金利発表 |
11/12(木) | 19:00 ユーロ圏鉱工業生産指数 22:30 米消費者物価指数 25:00 米EIA週間石油在庫統計 |
11/13(金) | 19:00 ユーロ圏20年度第3四半期GDP(改定) 19:00 ユーロ圏貿易収支 22:30 米生産者物価指数 |
11/14(土) | |
11/15(日) | ☪新月 |
2020/11/9(月)~11/13(金)の豪ドル円の見通しは?
11/7(土)深夜にバイデン候補当確の速報が流れたが、米大統領選挙の行方は以前不透明で市場の関心も集まっている。
両陣営とも法的手段も辞さない構えで、このまま政治的混乱が続くと米FRBも追加の措置に踏み切るとする見方もあり注視しておきたい。
安全資産とされる米国株が伸びて米ドルが売られる中、米ドルに代わり豪ドルへの注目も集まりつつあるとの市場の思惑もある。
11/9週以降は75.000付近を中心に上値の直近の目安は75.650付近、ここを上抜けると次は76.450付近のレジスタンスラインとなりそう。
一方、下値は74.000付近が直近の目安だが、ここを下抜けると次は今年6月の下値を支えた73.300付近のサポートラインが目安となりそう。
- 引き続き米大統領選挙の行方に市場の関心が集まっている
- 政治的混乱が続くと米FRBも追加の措置に踏み切るとする見方もある
- 米国株が伸びて米ドルが売られる中で米ドルに代わり豪ドルへの注目も増している
- 11/9週以降は75.000付近を中心とした値動きとなりそう
- 上値は75.650付近を上抜けると次は76.450付近が目安になりそう
- 下値は74.000付近を下抜けると次は73.300付近が目安となりそう