今週7/22週は1.11100付近の支持線に支えられるまでしっかり下落して7/29週に引き継いだ。
その7/29週はFOMCや米雇用統計と重要イベントが予定されており、荒い値動きとなる場面も多く発生しそうだ。
これらを踏まえて、次週7/29週のユーロドルの見通しは次の通り。
- 長・中・短期のいずれも下落トレンドで一致
- 週初めは1.11100付近で様子見の値動きに
- FOMC次第では上下に大きくブレる値動きも考慮する
- 上値は1.12120付近、次いで1.12770付近の抵抗まで
- 下値はまず1.11100付近、下抜けると1.10560付近の支持線まで
これまで順調に米ドル買いユーロ売りが進んできたユーロドル、つい下落に慣れてしまいそうですね。
「上がったら○○する」
「下がったら△△する」
「レンジでは☆☆する」
と、値動き3パターンそれぞれのエントリー計画を事前に決めておくと、トレードがスムーズに進みそうですね!
2019/7/22(月)~7/26(金)のユーロドルチャートのおさらい
値 | 先週 (7/15週) | 今週 (7/22週) | 月日 | ボラ (pips) |
始値 | 1.12673 | 1.12147 | 7/22(月) | 19.0 |
高値 | 1.12839 | 1.12251 | 7/23(火) | 63.7 |
安値 | 1.11999 | 1.11013 | 7/24(水) | 28.8 |
終値 | 1.12199 | 1.11266 | 7/25(木) | 86.3 |
ボラ | 84.0pips | 123.8 | 7/26(金) | 38.8 |
方向 | 横ばい | 下方向 | – | – |
2019/7/22(月)~7/26(金)のユーロドルはどう動いた?
今週7/22週は、週はじめに1.12120付近を推移したがその後大きく米ドルが買われて下落。
その後、ECB政策金利発表時に上下に大きくブレる一幕もあったが下落トレンドは変わらずに進み、1.11100付近にサポートされて週を終えた。
目線でトレンド確認すると表れる下落トレンドは衰えておらず、上げ難く下がり易い傾向は今後も続きそうだ。
次週(7/29週)のユーロドルの見通しは?
線種 | 価格帯 | 説明 |
抵抗 | 1.14370 | 昨年11月・12月と 今年3月の抵抗線 |
抵抗 | 1.14100 | 今年2月末の抵抗線 |
抵抗 | 1.13900 | 2月末~3月初の抵抗線 |
抵抗 | 1.13430 | 2月中頃の抵抗線 |
抵抗 | 1.13240 | 4/22週高値付近 |
抵抗 | 1.12770 | 4月前後半の 強力な抵抗線 |
支持 | 1.12120 | 5/6週の抵抗線 5/13週以降は踏み台に? |
支持 | 1.11730 | 5月の抵抗・支持線 6月も作用しそう |
支持 | 1.11440 | 4月レンジの下限 |
支持 | 1.11100 | かなり強力な支持線 ここを下抜けると 2年間の値動きがリセット |
順調すぎる米ドル買い
7/22週は1.11100付近にしっかり下落を止められてしまったものの、月足の長期トレンドを見ても7/22週の短期の値動きを見ても「米ドル買い」で一致している。
7/29週はFOMCや米雇用統計発表と注目イベントが重なっているが、米ドル買いに慣れすぎることにも留意したい。
1.11100付近を中心に様子見の値動きに
まずは1.11100付近でFOMCまで様子見の値動きで。
FOMC次第では急反発上昇も考えられ、その上値のブレ幅は1.12120付近、ここを上抜ければ1.12770付近の抵抗までは上昇の余地がありそう。
下値は1.11100付近を下抜けた場合は、1.10560付近のサポートラインを目指して下落することになりそう。
まとめ:次週7/29週のユーロドルの見通しは?
以上を踏まえて、次週7/29週のユーロドルの見通しは次の通り。
- 長・中・短期のいずれも下落トレンドで一致
- 週初めは1.11100付近で様子見の値動きに
- FOMC次第では上下に大きくブレる値動きも考慮する
- 上値は1.12120付近、次いで1.12770付近の抵抗まで
- 下値はまず1.11100付近、下抜けると1.10560付近の支持線まで
これまで順調に米ドル買いユーロ売りが進んできたユーロドル、つい下落に慣れてしまいそうだが、「上がったら○○する」「下がったら△△する」「レンジでは☆☆する」とエントリー計画を事前に決めておくとスムーズに進むだろう。