5/13週のゴールドドルのおさらいと、5/20週の注目ポイントをまとめました。
2019/5/13(月)~5/17(金)のゴールドドルチャートのおさらい
先々週(4/29週)と先週(5/6週)のゴールドドルチャートのおさらい
値 | 先々週(4/29~5/3) | 先週(5/6~5/10) |
始値 | 1286.74 | 1280.73 |
高値 | 1287.23 | 1291.48 |
安値 | 1266.28 | 1277.02 |
終値 | 1279.13 | 1285.76 |
ボラ | 2095pips | 1446pips |
方向 | 横ばい | 横ばい |
先々週(4/29週)と先週(5/6週)は1290.00付近の抵抗に上昇を抑え込まれる展開となった。
ただし、1266.30付近のサポートラインの底堅い作用で一方的な下落傾向とならず、先週(5/6週)の反発上昇の踏み台としてしっかり機能した。
この1266.30付近のサポートラインと1290.00付近のレジスタンスラインの作用が拮抗しており、2週続けて方向感のない横ばいの状態が続いた。
2019/5/13(月)~5/17(金)のゴールドドルチャートのおさらい
値 | 先週(5/13週) | 今週(5/13週) | 説明 |
始値 | 109.752 | 1287.27 | 下に窓を開けて すぐ閉じる |
高値 | 110.192 | 1303.32 | 米中貿易摩擦の影響 米ドル売り一時加速 |
安値 | 109.020 | 1274.83 | 1278.00付近の サポートに反応 |
終値 | 110.037 | 1277.58 | 1278.00付近に留まる |
ボラ | 1446pips | 2847pips | 上下に大きく振れる |
方向 | 横ばい | 横ばい | 上昇は限定的で 売り圧力継続 |
月日 | ボラ | 説明 |
5/13(月) | 1925pips | 米中貿易摩擦問題の 影響 |
5/14(火) | 958pips | 様子見 |
5/15(水) | 783pips | 様子見 |
5/16(木) | 1465pips | ロンドン時間から 売り加速 |
5/17(金) | 1409pips | ロンドン時間に 売り加速 |
平均 | 1308pips | 上下に振れたが 売り圧力変わらず |
大きく上下に動いたが、売り圧力を再確認した1週間だった。
5/13(月)のニューヨーク時間に入った瞬間から大きく買いが入り、前々週(4/29週)と前週(5/6週)から作用していた1290.00付近の抵抗線をあっさり突破。
1294.50付近が抵抗から支持に変わり、5/13(月)~5/15(水)まで下落時のサポートとなったが5/16(木)に下抜けて作用が終了。
前週(5/6週)の安値を更新、上値への売り圧力と1278.00付近の底堅さを再確認して終えた。
来週(5/20週)のゴールドドルの注目ポイントは?
線種 | 価格帯 | 説明(いずれも紫線) |
抵抗 | 1301.00 | 5/13週に形成 |
抵抗 | 1294.50 | 4月前半の強い抵抗線 |
抵抗 | 1288.60 | 3月前半の強い抵抗線 3月後半の強い支持線 4月後半の抵抗線 |
抵抗 支持 | 1278.00 | 1月後半の強い支持線 4/15週・4/22週の支持・抵抗線 |
支持 | 1266.30 | 4/15週・4/29週の強力な支持線 ここを下抜けると下落傾向強まる |
中期目線で下落傾向に変化なし
中期目線では、2018年11月後半より続いてきた上昇傾向(上のチャートの右上がりの緑線)が2019年2月末で終了、現在は下落傾向が継続中となっている(右下がりの緑線)。
3月以降は「上昇・下落→1~2週間横ばい→上昇・下落→…」のサイクルを繰り返しながらジワジワと下落が続いている。
5/20週は1278.00付近を中心に、1266.30付近から1288.60付近の狭い範囲の値動きに終始しそう。
サプライズ報道に注意
ただ直近の値動きが米中貿易問題などの影響を強く受けていることを考えると、サプライズとなる発表や経済ニュースによって大きく乱高下する可能性は高い。
前回の『【復習】2019/5/6(月)~5/10(金)ゴールドドルのおさらい』記事ではトランプ大統領のtwitter発言の日本語訳アカウントをご紹介したが、米国絡みの国際・経済ニュースは引き続きチェックの必要があるだろう。
まとめ:来週(5/20週)のゴールドドルの注目ポイントは?
これまでの内容をまとめると、5/20週のゴールドドルの値動きのポイントは次の通り。
- 2月末から続く下落傾向に変化なし
- 1278.00付近を中心に1266.30付近~1288.60付近の狭い範囲の値動きになりそう
- サプライズとなる発表やニュースで大きく乱高下する可能性がある
- 米国絡みの国際・経済ニュースは要チェック
米国絡みのニュースに踊らされることなく、値動きが落ち着いたところでエントリータイミングを探りたい1週間になりそうだ。