【ゴールドドル(XAUUSD)】10/26週の復習と11/2週の見通し

ゴールドドル(XAUUSD)の10/26(月)～10/30(金)の復習と11/2(月)～11/6(金)の値動きの見通しをまとめました。

欧州各国の新型コロナウィルス感染再拡大に伴う都市再封鎖からユーロ安ドル高がドルの割高感を誘ってゴールド売りドル買いの流れが加速しました。

11/2週は米大統領選挙以外にも重要指標が多く荒い値動きも予想されるので、資金管理に注力してあえてトレードしない選択肢も考慮したいですね。

2020/10/26(月)～10/30(金)のゴールドドルはどう動いた？

2020/10/26週のゴールドドルチャート(H1)

前週10/19週の上値を抑え込んでいた1905.70付近のサポートラインがしっかり作用して、10/26週開始直後から上値を抑え込んだ。

欧州各国での新型コロナウィルス感染再拡大に伴う相次ぐ都市再封鎖を材料にしたユーロ安ドル高の流れを受けてドルに割高感が出たことから、10/28(水)の東京市場終了直後から一気にゴールド売りドル買いの流れが加速。

10/30(金)に利益確定のドル売りでやや値を戻したものの1863.60付近のサポートラインが支えるまでドルが買われ、終値1878.25で週を終えた。

日付	スケジュール
11/2(月)	24:00　米ISM製造業景況指数 24:00　米建設支出
11/3(火)	㊗文化の日 💫米大統領選投票日 12:30　豪政策金利発表 24:00　米製造業指数
11/4(水)	08:50　日銀議事要旨(9/16,17分) 19:00　ユーロ圏生産者物価指数 22:15　米ADP雇用統計 22:30　米貿易収支 24:00　米ISM非製造業景況指数 24:30　米EIA週間石油在庫統計
11/5(木)	19:00　ユーロ圏小売売上高 21:00　英政策金利発表 21:00　英金融政策委員会(MPC)議事録 28:00　米FOMC政策金利発表 28:30　米FRB議長記者会見
11/6(金)	22:30　米雇用統計 29:00　米消費者信用残高
11/7(土)
11/8(日)	☪下弦

2020/10/26週のゴールドドルチャート(D1)

11/2週は米大統領選挙だけでなく英政策金利発表・米FOMC政策金利発表・米FRB議長記者会見・米雇用統計と重要指標が重なり、値動きは大波乱となりそう。

フランスなどに続き英国も12月まで都市再封鎖を開始するなどユーロ売りドル買い材料も豊富で、ドルの割高感が増せばさらにゴールドが売られる場面も増えそう。

1863.60付近を中心としてまずは米大統領選挙の行方を見守りつつ、上値は1905.70付近に次いで1930.30付近のレジスタンスラインが目安。

下値は1814.40付近を下抜けると、次は1786.40付近のサポートラインが目安となりそう。

11/2週は資金管理に注力して、暴風が吹き去るまであえてトレードしない選択も十分に考慮してよい一週間となりそうだ。